面接官になってみよう!
今回の講座は利用者の皆さんに面接官になってもらい、私、支援員鈴木の面接を行なっていただきました。進行役の支援員含め総勢15名の面接官を前に、立ち振る舞いや応答などを利用者の皆さんに評価していただくという内容でした。
結果は「即採用4名・要検討7名・不採用1名・未回答1名」でした。
なかなか手厳しい質問も多々あり、途中目が泳いでしまうことや答えに窮することもしばしばありつつ、さながら入社後数ヶ月が経過した私への中間評価にもなりました(汗)
利用者の皆さんがそれぞれ違う角度から質問されていることは非常に興味深く、本格的にアルファの立場になって質問された方もいれば、ご自身の面接に役立てようという質問もあり、ちょっとしたイベント感覚の講座になりました。
厳しい質問にも受け答えする術
私は営業職の経験があります。営業とは、日々面接を受けているような世界でもありますが、必ずしも全てが上手く運ぶ仕事などなく、クライアント様から厳しい質問や予想もしない質問が来ることもあります。もちろん全てに受け答えできるのが理想ではありますが、現実には誰しもが必ず出来る事ではありません。そんな中で、気を配れば誰しもが出来る事があります。それは「姿勢・お辞儀・作法」「素直な言葉で表現する」「表情を優しくする」ということです。私自身の知識・能力が至らないと思われてしまうような場面でも、これを実践してきたことでかなり救われた経験があり、今回の面接講座で私が皆様にお伝えしたかったことはここにあります。
面接の意義
これから就労される利用者さんにとって、一番大切なことは長く勤務が可能な心と身体の健康です。「会社に入る」という目標だけに囚われてしまうと、大切なことを見落としてしまいます。面接は確かに大切な人生のイベントにはなりますが、その先をしっかり見据えているかもまた問われているのです。今回、参加してくださった利用者の皆さんにはその辺もご理解いただけたのではないかと思います。
アルファの面接学習→相手の立場に立って考えてみる
これから面接を受け、社会に羽ばたいて行く利用者の皆さん。面接を受ける側も苦労があれば、また面接する側も相応の苦労があるという事を皆さんにはご理解いただけたのではないかと思います。アルファでは、この様にRPG(ロールプレイング)感覚で学んで頂けるプログラムや、個別の面談・面接練習やビジネスマナー講座などを通じて応対スキルを体得して頂く事が出来ます。もちろん、個々の状況に応じてプログラムを選んで頂けますので最初から大人数出などの無理なプログラムはありません。ぜひ、アルファで応対スキルをあげてみるというのはいかがでしょうか?
支援員 鈴木