就労移行支援とは?
就労移行支援とは障害者総合支援法という国の支援制度に基づく福祉サービスのひとつです。一般企業への就職を目指す方で「就活が上手くいかない」「仕事が続かない」「同じミスを何度もしてしまう」「生活リズムが崩れている」「対人関係やコミュニケーションが上手くいかない」など、お仕事に対する不安や悩みをお持ちの方への就労支援サービスです。学校のように通いながら、個別の支援計画に沿って就職の準備や活動のサポートを受けることが出来ます。
就職のためのサポートではないの?
もちろん、就職のためのサポートを行いますが、「就職」という言葉と「就労」という言葉の違いを見てみましょう。まず、「就職」は「職に就く」ことです。「就職活動」とは企業へ就職するための活動を指しますよね。企業研究をしたり、履歴書を作成して送ったり、面接を受けたりというのが就職活動です。では「就労」とは何を指すのでしょうか?これは、「職に就く(就職)こと」に加えて、働いている状態のことを言います。
ですので、就労移行支援のサポートはただ就職活動のためのサポートだけではなく、就職した後も安心してお仕事を続けられるようにサポートします。
以上、簡単に「就労移行支援」について説明しました。具体的に、就労移行支援事業所のサービスはどのようなものがあるのでしょうか?どのような流れで通うのか?どのような人が通えるのか?といった疑問にも、別の記事で説明させていただきます。
施設長 花輪