アルファ王子トーク 「ヘルプマークって必要?」 「ヘルプマーク」や「ヘルプカード」見たことはあるけれど、目的や意味は一体何なのでしょうか? また、周囲の人はどのような対応をすればよいのでしょうか? 私たちが日常で感じるこれらマークの意味と現状を踏まえてトークします。
ヘルプマーク・ヘルプカードを持つメリットとデメリット
みなさんは「ヘルプマーク」「ヘルプカード」をご存じでしょうか。
これは、病気や障害、ケガなどがあって日常生活で配慮や支援が必要な方が、周囲にそのことを伝えるためのツールです。電車やバスの中で、赤いリュック型のマークを見かけたことがある方も多いかもしれませんね。
就労移行支援事業所でも、利用者さんの中には「持ってみようかな」と検討される方がいらっしゃいます。そこで今回は、ヘルプマーク・ヘルプカードを持つメリットとデメリットを分かりやすくまとめてみました。
ヘルプマーク・ヘルプカードを持つメリット
- 困ったときに助けを求めやすい
体調が急に悪くなったときや外出先で困ったとき、マークを通じて周囲が支援しやすくなります。 - 周囲に理解してもらえる
外から見えにくい障害や病気がある場合でも、配慮が必要であることを言葉を使わずに伝えることができます。 - 安心感が得られる
「いざというときに備えがある」ということは、ご本人にとって大きな安心につながります。 - トラブル防止につながる
優先席を利用するときなどに、周囲からの誤解を受けにくくなります。 - 災害や緊急時に役立つ
カードには連絡先や配慮事項を書き込めるため、救助や対応がスムーズになります。
ヘルプマーク・ヘルプカードを持つデメリット
- プライバシーの問題
「病気や障害がある」と周囲に知られたくない場合、マークを持つことで視線を感じることもあります。 - 誤解や偏見を受ける可能性
マークの意味を知らない人から「特別扱い」と受け取られてしまうことも残念ながらあります。 - 必ず助けてもらえるわけではない
認知度は広がってきていますが、全員が知っているわけではありません。気づいてもらえないこともあります。 - 地域差がある
ヘルプマークの普及は全国的に進んでいますが、地域によってまだ浸透していない場合もあります。
まとめ
ヘルプマーク・ヘルプカードには、
- 安心して外出できるようになるメリット
- プライバシーや誤解に関するデメリット
の両方があります。
大切なのは「自分にとって持つことが安心につながるかどうか」です。無理に持つ必要はありませんが、「持ってみたい」と感じた方は、就労移行支援のスタッフと一緒に活用方法を考えてみるとよいでしょう。アルファでは就労に向けた準備だけでなく、日常生活を安心して過ごすための工夫についても一緒に考えていきます。「ヘルプマークを使うか迷っている」など、小さなことでもお気軽にご相談くださいね。
アルファ王子 施設長 花輪
アルファ王子 花輪が執筆に参加させて頂いています「続 歌舞伎町で再犯防止について考えてみた」が書店などで販売されています。新宿を中心に、繁華街などでのボランティア活動その他を通じて、この執筆の機会を頂きました。ぜひお手に取って頂けたらと思います。
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