
障害年金は、一度受給が決まったらずっとそのままではなく、定期的に「更新(再認定)」の手続きが必要です。更新を忘れてしまうと年金が止まってしまうこともあるので注意が必要です。今回は、更新の流れとポイントをご紹介します。
更新はなぜ必要?
障害の状態は時間とともに変化することがあります。
・症状が改善しているかどうか
・今の生活にどのくらい制限があるか
これを確認するために、定期的に「障害状態確認届(診断書)」を提出する仕組みになっています。
更新の時期
・通常は 1年〜5年ごと に指定されます。
・更新の時期が近づくと、日本年金機構から「診断書提出のご案内」が届きます。
期日を過ぎてしまうと支給が止まってしまうため、必ず期限内に提出しましょう。
更新手続きの流れ
1. 年金機構から「診断書用紙」が届く
2. かかりつけ医に記入してもらう
3. 必要書類をそろえて提出する
4. 審査を受けて、引き続き受給できるか決定される
ポイント① 医師への伝え方
・更新時の診断書も「日常生活の困難さ」を正確に書いてもらうことが大切です。
・「普段どのように生活しているか」「働くときにどんな工夫や支援が必要か」をしっかり伝えましょう。
ポイント② 就労との関係
・働いている場合は、その働き方が障害の程度とどう関わっているかを医師に伝えることが重要です。
・「就労支援を利用しながら」「短時間勤務で」「配慮を受けて」働いている、という情報を伝えておくと実態に合った診断書になります。
ポイント③ 提出期限を守る
・更新は必ず期限内に行う必要があります。
・提出が遅れると「支給停止」になり、その後再申請が必要になるケースもあります。
スケジュールを手帳やスマホに記録しておき、忘れないようにしましょう。
まとめ
障害年金の更新は、安心して生活を続けるための大切な手続きです。
・期限を守る
・医師に現状を正しく伝える
・働き方と生活の状況を整理しておく
この3つが更新をスムーズに進めるポイントです。
就労や生活の状況は一人でまとめるのが大変なこともあります。
安心して働き続けられるよう、一緒にサポートしていきますので、お気軽にご相談ください。
👉障害年金とは?知らないと損する“安心の仕組み”をやさしく解説
👉障害年金 申請を考えるときに「知っておくと安心できるポイント」
施設長 花輪
アルファ王子 花輪が執筆に参加させて頂いています「続 歌舞伎町で再犯防止について考えてみた」が書店などで販売されています。新宿を中心に、繁華街などでのボランティア活動その他を通じて、この執筆の機会を頂きました。ぜひお手に取って頂けたらと思います。
購入サイト→https://www.gakubunsha.com/book/b667494.html












