
就労移行支援事業所とハローワークの違いとは?
「働きたいけれど、どこに相談したらいいのかわからない」
「ハローワークと就労移行支援、どっちを使えばいいの?」
そんな疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。
この記事では、就労移行支援事業所とハローワークの違いを分かりやすく解説します。
ハローワークとは?
ハローワークは全国にある公共の職業安定所で、誰でも無料で利用できます。
主なサービスは次のとおりです。
・求人紹介(地域の企業情報が多い)
・職業相談
・職業訓練の案内
・失業給付(雇用保険)に関する手続き
強みは、求人情報の数が豊富で、幅広い職種に対応できることです。
一方で、個別に長期的な支援を受けることは難しく、基本的には「求人の紹介」が中心になります。
就労移行支援事業所とは?
就労移行支援事業所は、障害や病気を持つ方が一般就労を目指すための福祉サービスです。
利用には市区町村で「障害福祉サービス受給者証」の取得が必要となります。
事業所で受けられる支援は例えば…
・生活リズムの安定支援
・就職に必要なスキルのトレーニング(社会性、ビジネスマナー、コミュニケーション、実務など)
・応募書類の作成サポート
・面接練習
・企業見学や実習のコーディネート
・就職後の定着支援(働き始めた後も継続フォロー)
強みは、少人数制で一人ひとりに合わせた支援があること、そして就職後も定着までサポートしてくれることです。
ただし、原則利用期間は2年間までとなっています。
違いをひとことで言うと?
・ハローワーク=就職情報の窓口
・就労移行支援=就職への伴走者
求人を紹介してくれるのがハローワーク、就職に必要な準備やサポートを一緒に進めてくれるのが就労移行支援です。
両方をうまく活用するのがベスト
実は、どちらか一方だけではなく両方を活用するのがおすすめです。
・求人情報はハローワークでチェック
・就職に向けた準備や練習は就労移行でサポート
こうすることで、安心して就職活動を進めることができます。アルファでは様々な地域のハローワークと連携を図り、ハローワークへ求人の相談などに行く際は同行などもします。
まとめ
就職活動は一人で抱え込む必要はありません。
ハローワークと就労移行支援、それぞれの良さを活かして自分に合った就職を目指しましょう。アルファでも見学や相談を随時受け付けています。
「自分にはどちらが合っているのだろう?」と迷ったときは、どうぞお気軽にご相談ください。
施設長 花輪











