「話しかけてもすぐ沈黙してしまう」「何を話せばいいのか分からない」そんな経験、誰にでもありますよね。会話が続かないと、「自分が話し下手なのかな」と落ち込んでしまうこともあるかもしれません。でも、実は少しの工夫で会話はぐっと楽になります。
会話が続かないのは「性格のせい」ではない
まず覚えておいてほしいのは、「話が続かない=コミュ力が低い」わけではないということ。話すテンポや得意分野は、人それぞれ違います。会話が止まってしまうのは、相手が考え中だったり、話題の共通点がまだ見つかっていないだけのことも多いのです。「自分が悪い」と思い込む必要はありません。
会話を続けるコツ①:「共通点」を探す
会話を続ける一番のポイントは、「共通点」を見つけることです。たとえば天気、食べ物、趣味、テレビ、季節の話など、誰でも話しやすいテーマから始めてみましょう。
「最近、朝晩冷えますね」
「この前テレビで見た○○、面白かったですね」
といった短い話題でも大丈夫です。
相手が「そうそう」と返してくれたら、そこから少しずつ話を広げられるはずです。
会話を続けるコツ②:「質問」でつなぐ
会話が止まりそうなときは、「そうなんですね」で終わらせずに、「質問」でつなげるのがおすすめです。
たとえば…
「そうなんですね。ちなみに、どんな感じでした?」
「それってよく行くんですか?」
というように、相手が答えやすい「オープンクエスチョン」を意識しましょう。「はい/いいえ」で終わる質問よりも、少しだけ説明を引き出せる質問が理想です。
会話を続けるコツ③:「沈黙を怖がらない」
沈黙が続くと焦ってしまいますが、実は「沈黙も会話の一部」ですよ。相手が考えている時間だったり、話題を整理している時間かもしれません。無理に話題を探そうとせず、落ち着いて笑顔で待ってみましょう。その「余裕」が、相手に安心感を与えます。
会話を続けるコツ④:「リアクション」で伝える
会話のキャッチボールが続かない理由の一つは、「反応が分かりにくい」ことです。うなずきやあいづち、少しの笑顔があるだけで、相手は「話していて楽しい」と感じます。
「へえ、そうなんですか!」
「それはちょっと意外ですね」
など、リアクションを意識することで、会話が自然に広がります。
会話を続けるコツ⑤:そのまんま「オウム返し」
ここまでお話ししてきた①~④も実際の会話の中で実践するのが難しいと感じる方がいるかも知れません。そんな方にお勧めなのがズバリ「そのまんまオウム返し」です。これは一番簡単に実践できて、会話を続けるのにとても有効な手段です。
相手の方が「この前、〇〇という映画を観に行ったんですよ~」と話したら、「〇〇という映画、観たんですね!」と相手の言ったことをそのままオウム返しするだけです。全然不自然ではありませんよね。このように相手の言ったことをオウム返しすると、「そうなんですよ!映画館がとても混んでいて~」など、相手が話を続ける「きっかけ」を作ってあげることが出来るんです。「へえ~、混んでたんですね!」と続けていけばいいんです。簡単ですよね!
「ちょっと実践できる場」がアルファにはある!
アルファ王子では、毎週3〜5人ほどの少人数制「ミニグループワーク」を行っています。目的は「人と関わる練習を安心して始められる」ことです。少人数だからこそ、一人ひとりが主役になれる時間を大切にしています。「人が多い場所だと緊張してしまう」「自分の意見を言うのが苦手」「何を話していいか分からない」そんな思いを持つ方は、決して少なくありません。「ちょうどいい距離感」で「一人ひとりがしっかり話す」ことが出来て、「失敗しても大丈夫」という雰囲気で行います。私、花輪がアシストしながら進めていきますので、安心してください。大人数が苦手な方も、まずは3〜5人の小さなグループから。無理なく自分のペースで挑戦してみませんか。
まとめ:完璧な会話より、心が通う会話を!そして少しの練習が必要です。
会話を続けることに正解はありません。
大切なのは、「相手に興味を持っている」という気持ちを伝えること。
たとえ沈黙があっても、相手の話に耳を傾けようとする姿勢こそが、良いコミュニケーションです。コツを覚えただけでは何も身に付きません。アルファではこれらを練習出来る場を設けています。
焦らず、少しずつ「会話のキャッチボール」を楽しめるようになっていきましょう。
話し上手よりも「聴き上手」を目指すことで、会話はきっと自然に続いていきます。
施設長 花輪
アルファ王子 花輪が執筆に参加させて頂いています「続 歌舞伎町で再犯防止について考えてみた」が書店などで販売されています。新宿を中心に、繁華街などでのボランティア活動その他を通じて、この執筆の機会を頂きました。ぜひお手に取って頂けたらと思います。












