
最初は就職、就労することになかなか自信が持てなかったYさん。それでも積極的に様々な訓練、講座。グループワークなどに参加されていました。他の皆さんからも良く声を掛けられていた姿が印象的でした。そんなYさんのインタビューをぜひご覧ください。
Q1 この度は卒業・就職おめでとうございます。どのようなお仕事に内定が決まったのですか?
― 事務所内での事務補助作業です。
Q2 採用までの道のりを教えてください。
― 最初に会社見学に参加させてもらいました。その後短時間の実習に参加させていただき、働きやすく自分にも働けると思い面接を受けて、採用されました。
Q3 就職活動で苦労したことは?
― 面接までの期間が短かったことで十分な準備をすることができずに、駆け足で本番に挑まなければならなくなったことです。
Q4 もともとアルファに通おうと思ったきっかけは何ですか?
― 障害を負って就労の仕方がわからなくなりました。その際に、ケアマネージャーさんから就労移行支援事業所の存在を教えて貰い、見学に行きました。そこで体験参加してみたら自分にも続けられそうだなと思い、通所するようになりました。
Q5 アルファに通って成長したと感じることは何ですか?
― 半歩前に踏み出せるようになったことです。元々優柔不断でしたが、このままではいけないと思い講座やグループワークでは積極的に発言するように心がけました。結果、一歩前に踏み出せるようになりましたとは言いにくいですが、「半歩」前には踏み出せるようになったと思っています。
Q6 アルファの訓練で役立ったと思うことはありますか?
― Word・Excel・PowerPointのPCスキルは学んだことがなかったので、基礎から一通り学ぶことができて良かったです。
グループワークなどの話し合いで、自分では思ってもみなかった考えを聞くことができて、人の考えは多様なんだと新たな気づきがあって新鮮でした。
Q7 何か印象に残っている出来事などはありますか?
― 様々なイベントです。ベーグル作りや餃子作りなどの調理イベント。花見や海を見に行った外出イベント。映画鑑賞やランダムラケット卓球などの室内イベント。他にもノンアル居酒屋や夏祭りなど様々なイベントを開催していただき、よい気分転換ができました。
Q8 これからの意気込みを教えて下さい。
― まずは仕事を覚えてミスなくこなせるように取り組んでいきたいです。過度に失敗を恐れないように気をつけ、適度に緊張感を保ちつつ、長く継続していけるように働いていきたいです。
Q9 アルファの利用者さんやスタッフにメッセージをお願いします。
― スタッフの方々には大変お世話になりました。面接練習を行ってもらい、相談にのっていただき心強かったです。イベントにもお誘いいただき素敵な思い出ができました。ありがとうございました。
通所されている皆さんも大変だとは思いますが、アルファに通所している時点で半歩前に踏み出せています。あと半歩踏み出せれば、次の足がついてくると思いますので恐れずに前に踏み出してみてください。スタッフの方々も支えてくれますし、踏み出してみたら案外あっさり進めるかもしれません。
またイベントなどで会うこともあるかと思うので、その際には声をかけてくだされば嬉しいです。
短い期間での就職活動となり、急ピッチで様々な活動になってしまい大変だったと思います。それでも着実に書類作成や面接練習を重ねられましたね。お仕事に慣れるまで、しばらくは大変かと思いますが、充実した日々を過ごしていただきたいと思います。困ったことや不安なことがありましたら、アルファを頼って下さいね!
施設長 花輪
アルファ王子 花輪が執筆に参加させて頂いています「続 歌舞伎町で再犯防止について考えてみた」が書店などで販売されています。新宿を中心に、繁華街などでのボランティア活動その他を通じて、この執筆の機会を頂きました。ぜひお手に取って頂けたらと思います。














