
体力的な不調もあって一度はあきらめた企業実習でしたが、再挑戦の機会をいただいたあとの約一ヶ月間、リベンジに向けた特別訓練を続けました。辛い時期もありましたが、見事に再挑戦の実習も全うし内定をいただきました。そんなMさんのインタビューをぜひご覧ください。
Q1 この度は卒業・就職おめでとうございます。どのようなお仕事に内定が決まったのですか?
― 最初はなんとなくでしかやりたい事が決まっておらず、考えがふわふわしていたのですが、たまたまアルファで行われたオンライン会社説明会に参加して企業を知り、実習に参加しました。面接を終えて飲食店での仕込みのお仕事で内定を頂きました。
Q2 採用までの道のりを教えてください。
― 今年の3月頃にオンライン会社説明会に参加をして4月に一回目の実習に行きました。そこでは自分の体力が足りず一日でリタイアをしてしまい、諦めかけていたら二回目の実習のチャンスを頂くことが出来ました。そこで二日間やり切る事ができ面接に進む事ができました。面接では想像していた面接では無く、主に働く上での注意点などの説明をききました。
Q3 就職活動で苦労したことは?
― 苦労したことは二つあります。
一つ目はメンタル管理です。就職活動中は一歩進む度に「失敗するかも」と言う心配が近づいてきて、そのたびに何度も諦めるか迷いました。二つ目はやりたい事・できる事・苦手な事を明確にすることです。自分は「これやって」と言われてしまえば嫌でも出来る性格だったので、その中からしたい事を探すのが大変でした。この二つが一番苦労した事です。
Q4 もともとアルファに通おうと思ったきっかけは何ですか?
― 自分は高校を2年生の時に辞めました。一年自力で足掻いてみたものの「まだ、学生の年代だし」と甘えていたら18歳になってしまいた。たまたま良く通っていた児童館の職員さんから、アルファ王子を紹介してもらい体験を経て通うと決めました。
Q5 アルファに通って成長したと感じることは何ですか?
― 自分がアルファ王子に通って「成長したな」と感じる部分は、メンタルコントロールを覚えた所です。通いはじめの頃は全然メンタル調整が出来ず通所が安定していませんでした。そこを勉強できて身に付けられたのが一番成長できたと思えている部分です。
Q6 アルファの訓練で役立ったと思うことはありますか?
― アルファの訓練で一番役に立ったと感じているのは、立ち訓練です。初めて実習に行った時に長時間立つことに慣れておらず、一時間で足に限界が来てしまい三日間ある実習を初日でリタイアしてしました。その後再チャレンジのチャンスが有り、それに向けて取り組んだのが立ち訓練です。立ち訓練のお陰で体力も付き、立つ事に対する抵抗感も克服する事が出来ました。
Q7 何か印象に残っている出来事などはありますか?
― アルファで印象に残っているのはイベントです。イベントの中でも茶話会が一番印象に残っています。元々人前に出て何か発表するのが好きな事もあり、茶話会はとても印象に残っています。茶話会の為にプレゼンをしてみたり(聞いてくれた皆さんがどう思っていたか不明ですが)自分自身はとても楽しかったです。
Q8 これからの意気込みを教えて下さい。
― まずは、出勤を安定させながら目標の分量である業務量をクリアしたいです。あまり先の目標を作ると焦ってしまうので、自分のペースで進みたいです。強いて言うなら一年後はアルファの利用者さんに「仕事ってなに?」って聞かれたら、答えられるぐらい仕事を語れたらうれしいです。理想を言えば、内定を頂いた企業で初の障害者雇用での正社員になりたいですね(カッコいいから)。
Q9 アルファの利用者さんやスタッフにメッセージをお願いします。
― アルファのスタッフさんや利用者さんには感謝してもしきれないと思っています。
スタッフさん達が、世間知らずで世の中をなめていた自分を厳しく・見捨てず注意してくれたからこそ、アルファを辞めず嫌な事に向き合えた気がします。自分は色んなスタッフさんに迷惑をかけ、様々なトラブルを持ってきて振り返って見ると中々のトラブルメイカーだと思っています。利用者さんには自分のくだらない話を興味津々に聞いて下さり、アルファに行くのを楽しむ事が出来ました。皆さんは、誰かが卒業する度に少なからず焦ってしまうかも知れません。安心してください、自分もそうでした。それでも、どうか「焦っている自分」を受け入れてください。そうすれば、ゆっくりだけど確実に心が安心してきます。そしてアルファのスタッフに相談をしてみてください。自分はすごくその焦りを誰かに共有すると、焦っている自分を客観的に見つめる事が出来ました。長くなってしまいましたが、「困った時や焦っている時に、一人で抱え込む必要はないんだよ」と伝えたいです。
イベントにはほとんど参加されていましたね。グループワークや講座などの集団訓練にも積極的に参加され、発表なども担当されていましたね。。お仕事や環境に慣れるまでは大変かと思いますが、充実した日々を過ごしていただきたいと思います。困ったことや不安なことがありましたら、いつでもアルファを頼って下さいね!
施設長 花輪
アルファ王子 花輪が執筆に参加させて頂いています「続 歌舞伎町で再犯防止について考えてみた」が書店などで販売されています。新宿を中心に、繁華街などでのボランティア活動その他を通じて、この執筆の機会を頂きました。ぜひお手に取って頂けたらと思います。















