皆さん、いかがお過ごしでしょうか。
最近の癒しは、YouTubeで猫の動画を見ること!サービス管理責任者の酒井です。
前回のブログでは…
・休憩とは?
・休めない…休憩のタイミング
についてお話しました。
今回は、五感を刺激する手軽なリフレッシュ方法をご紹介します。
五感を刺激する休憩方法
さぁ、善は急げ!ということで今日から試せる五感を刺激する休憩方法のラインナップはこちら!
①嗅覚
香りの情報は、自律神経活動、免疫活動、ホルモン分泌といった生命維持に重要な機能をコントロールしている脳の部位である視床下部に直接伝わると言われています。
自分が心地よいと感じる香りを嗅ぐことで、脳がリラックス状態になり、リラックス効果によって、エネルギー回復が期待できます。
また、アロマであれば香りの種類によって効果が違いますので、使い分けてみてください。
・リラックス→ラベンダー、カモミール、サンダルウッドなどの香りは、心を落ち着かせてくれます。
・不安や緊張の軽減→マジョラム、イランイランなどの香りは、不安や緊張を和らげる効果が期待されています。
・気分を明るくする→オレンジ、レモンなどの柑橘系の香りや、ローズ、ジャスミンなどのフローラル系の香りは、気分を明るくしたり、幸福感をもたらしてくれます。
これらは、休憩時に適しています。単に効果を考えずに、好きな香りでももちろんOKですよ。
アロマスプレーを持ち歩く、ハンカチに香りを染み込ませる、手軽にできる方法を検索してみましょう。他には、ハンドクリームの香り、コーヒーなどの飲み物の香り、花の香りなど、身近なもので好きな香りを探してみてくださいね。
②味覚
好きな飲み物を飲む、飴を食べるなど、美味しいものをゆっくりと味わうという行為自体が、注意を食事に向けることで、日々のストレスから一時的に解放される時間となり得ます。また、グミやガムなどの一定のリズムで噛むという動作は、セロトニンの分泌を促してくれます。セロトニンは「幸せホルモン」とも呼ばれ、精神安定作用や幸福感の増加、ストレス緩和に深く関わっています。グミヤ飴などを食べることで、適度な甘さによるリラックス効果も望めます。ただし、食べ過ぎに注意!
③視覚
自分の席で休憩を取ることはできますが、あえて場所を変えることをオススメします。
なぜなら、自分の席にいると「あ、この仕事やらなきゃ」「休憩が終わったら、◯◯さんに話さなきゃ」と業務に目が向いてしまうからです。
飲み物を買いに行く、お手洗いにいく、エレベーターホールにいく…など、近場でいいので業務から距離をおいてみましょう。また、自分の席に植物など色を置くことも効果があるようです。席から離れられない場合は、窓から景色を見る、お気に入りの写真や絵を見ることがオススメです。
④触覚
触覚は、五感の中で特に直に感じる部分であり、安心感や安定感をもたらす感覚と言われています。
・ホワホワしたもの、ぷにぷにしたもの…なんでも構いません。そっとカバンに忍ばせておけるお守りを持ち歩きましょう。触り心地のいいキーホルダーサイズのぬいぐるみや、肌触りのいいブランケットなど…カバンに入るもの、職場に持ち運んでも自然なものを検討してみましょう。
・温度で刺激を得るのもオススメです。
冷たい水で顔や手を洗う、温かいタオルやアイマスクで目を温めるなど身近なもので実践してみましょう。
・その他にもセルフマッサージで肩や首をほぐす、ストレスボールなどを握る、自然に触れるなど様々な方法がありますので、負担をかけずに取り組んでみてください。
⑤聴覚
好きな歌を聴くのもオススメですが、一曲まるまる聞いてしまうと5分ほどあっという間に経ってしまうので、こちらはいかがでしょうか?
・川のせせらぎ、鳥のさえずり、雨音などの自然音は、リラックス効果が高いとされています。
・あえて音を遮断し、静かな時間を過ごすことで、脳を休ませることができます。
・ポッドキャストやオーディオブックなど、心地よいと感じる声や音声を聴くのもリフレッシュになります。
いかがでしょうか。
早速今日から試せるものは見つかったでしょうか?
ちなみに、私が普段している休憩方法はこちら。
・コーヒーを飲む
・ベランダに出て、外の風を浴びる
・お気に入りのボディースプレーの香りを嗅ぐ
・椅子に座りながらのストレッチ
・好きなショート動画を見る
・自分の胸を撫でてあげる←オススメ!
「休憩を取るだなんて言って、サボりじゃないか?」思っているあなた。
ハイ、脱力しましょう。
ほんの数分でも、気持ちに余裕が持てるような時間を意識することが大事です。少しくらい休憩したってバチはあたりません。誰も責めません。
今の仕事を長く続けていきたいのであれば、いかに自分を休ませてあげる術を掴むかがポイントとなってくるでしょう。
サービス管理責任者
酒井
皆さん、いかがお過ごしでしょうか。
新しいリフレッシュ方法を模索中の酒井です。
皆さんのリフレッシュ方法は何ですか?
手軽に身軽に始められるリフレッシュ方法がありましたら、アルファ王子・酒井まで教えていただけると助かります。お待ちしています!
つい先日、就職された卒業生と面談をしました。
気配り心配りが素晴らしい方で、人一倍努力家&頑張り屋さんです。ですが、常にアンテナを張り、フルパワーで取り組まれているため、頑張り過ぎてしまう面も持たれています。
フルタイムで働かれているため、体力的な疲れと併せて、心と頭の疲れが少しずつ積もり、ふとしたきっかけで押し寄せて…現在はかなりお疲れのご様子です。
今回の就職では「細く長く働きたい」と話されており、頑張り過ぎない働き方をテーマに仕事に励まれています。
同じように考えている方が大勢いるかと思います。私と一緒に、自分の働き方について振り返ってみましょう。
さて、今回は頑張り過ぎない働き方の第一弾目!
「今日から試してほしい休憩方法」についてお話します。
休憩とは?
休憩とは、休んで疲れを軽減させるということです。
労働基準法で定められている休憩時間は、必ず休まなければいけないというルールがあります。職種、業種、また事業所ごとに休憩時間のタイミングは違います。また、労働時間によって休憩時間は様々です。一般的にフルタイムと呼ばれる8時間勤務の場合、1時間の休憩時間を取ることが企業に義務付けられています。
と、ここまでは調べればわかることです。
皆さんに聞きたいのは、休憩時間をどのように過ごしているか、休憩の目的をどのように受け止めているかなのです。
休憩は、次の仕事に移るための準備として必要不可欠です。なぜなら、休憩時間の過ごし方によって、疲れの度合いが変わり、残りの仕事や明日の仕事のコンディション、モチベーションに大きく関わってくるからです。疲れを軽減させるために、休憩時間は頭、心、体のスイッチをOFFにする必要があります。
なかなか休めない…タイミングの掴み方
アルファ王子では、学校のようにチャイムが鳴ります。
50分の訓練時間に対して、10分の休憩を挟むようにしており、開始と終了の際にチャイムが鳴るので切り替えをすることができます。
過集中を自覚されている利用者さんは「チャイムが鳴るので、自然に休憩に入ることができる。最近は体に染み付いてきて、休憩時間が近くなるとなんとなくわかるようになってきた」と話されていました。
仕事場にスマートフォンやスマートウォッチを持ち込める方は、1時間〜1時間半毎にアラームをかけ、自分でタイミングを掴めるようにしましょう。また、持ち込めない方は、腕時計や会社の時計を確認し、「◯時に小休憩を取る」と具体的に決めてみましょう。
今回は、休憩の重要性と、今日から試せる五感を刺激する休憩方法の前半をご紹介しました。次回【頑張り過ぎない働き方① 今日から試してほしい休憩方法(後編)】では、五感を使った具体的な休憩方法と、さらに休憩をに取り入れるためのヒントをお届けします。お楽しみに!
サービス管理責任者
酒井