皆さんこんにちは。
突然ですが…皆さんは今日の第一声を覚えていますでしょうか?
昨日最後に発した言葉はいかがでしょうか?
職員講座の初めに利用者さんに尋ねたところ、
正確に覚えている方はいませんでした。
毎日当たり前のように発している言葉を、
私たちは振り返ることもあまりないまま日々を過ごすことが多いでしょう。
ですが、言葉については言霊が宿ると考えられることもあり、
マザーテレサは「思考は言葉になり、言葉は行動になる」(要約)
と伝えるなど秘めた力があるようです。
そこで今回の職員講座では、普段発している言葉を振り返ってみることにしました。
発する言葉は、おそらく多くの人は他者に向けています。
マイナスな表現を介することもあるでしょう。
そしてそれを最初に認知するのは自分自身です。
脳は主語を理解することが得意ではなく、
たとえ他人に対しマイナスな言葉を使用した際も、
自分に向けた言葉ととらえるようです。
他者を攻撃する言葉をつかうと、自分自身をも攻撃していることになります。
マイナス表現はプラス表現に言い換えることもできます。(リフレーミング)
優柔不断→慎重、他の人の意見を尊重する
拘りが強い→最後までやり通す、物事を大切にしている 等々
マイナス表現ではないかもしれませんが、親切にされたときの「すみません」
よく使われる言葉かと思いますが相手には「親切が悪かったかな」と
マイナスな気持ちにさせてしまうこともあり、
また自分自身も相手に悪いことをさせてしまったという気持ちにもなりかねません。
「ありがとう」に変換することで解釈の異なりを防げます。
面接時に咄嗟に出る言葉がプラスな表現であると、とても印象が良くなります。
日頃から自身が発する言葉を振り返ることも大切ですね。
アルファ日暮里では、就職対策など様々な講座やグループワークを設けています。
ぜひ一度見学・体験にお越しくださいませ!
支援員:瀬川
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アルファ日暮里駅前では日本語講師の経験のあるスタッフがおります。
今日はそのスタッフが担当している講座の中から、「敬語」「ら抜き言葉」について
皆さんにご紹介いしたいと思います。
「来れますか」・「来られますか」
皆さん、こんにちは。本日もブログをご覧いただきありがとうございます。
皆さんは誰かにある要件が可能かどうかを尋ねる時、どのような言い回しで伝えていますか?
本日は“ビジネスシーンでの言葉遣い”について少しお話します。
「朝9時に来れますか」
「朝9時に来られますか」
どちらかのみ使われる方,どちらも使われる方もいらっしゃるかもしれません。
正しくは「来られますか」です。
「来れますか」は「ら抜き言葉」で誤用表現とされています。
この「ら抜き言葉」は他にも「見れる」「食べれる」などが挙げられます。
普段の友人同士の会話等において使用してもそれほど問題はないでしょう。
ですがビジネスのシーンや企業の面接においてはやはり使うのは好ましくない言葉です。
そして「来られますか」は「来ますか」の尊敬語にもなりますが、敬意が少し弱い敬語です。
改まった場や書き言葉では使わない方がいいでしょう。
「いらっしゃいますか」がより強い敬意を示し、ビジネスにおいて使うことが出来ます。
類語として「おいでになる」「お越しになる」があります。
様々な言い方も使えるようになると良いでしょう。
敬語は難しそう…と思われる方もポイントを押さえ、実際にロールプレイング等を
通してマスターすることが出来ます。
アルファ日暮里では、ビジネスマナー講座や職員講座等にて
このようなビジネススキルを学ぶ機会を設けています。
講座のみの見学・参加も可能ですので、ぜひ一度お越しくださいませ。
支援員 瀬川
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