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考え方いろいろ 第12回〜「理不尽なできごと」

こんにちは、アルファ日暮里駅前のblog担当です。
首都圏近郊は嵐のような風が吹いています。飛ばされそう…

理不尽って、どういうこと?

理不尽な目に遭ったことがありますか? 理由もなく怒られた、急に嫌なことを言われた、自分ではどうしようもないことで損をした。そんな経験を思い出す人もいるかもしれません。理不尽とは、「意味がわからないこと」「筋が通っていないこと」、そして「自分にとって不利益なこと」です。どうしてこんなことになるのか分からない。自分では変えられない。だからこそ、理不尽なできごとに私たちを強く傷つけられてしまいます。
理不尽なことが起きたとき、人はだいたい3つの反応をします。1.怒って反撃する。 2.じっと耐える。 3.その場から逃げる。この3つです。よく考えてみると、これは「攻撃された」と感じたときの人間の反応とだいたい同じです。つまり、理不尽だと思う状況では、私たちは「自分が攻撃された」と感じているのかもしれません。この記事を読んでくれているあなたは、理不尽な目に遭ったとき、どの反応をし易いですか? もしかすると、だいたいいつも同じ反応をしていたりしませんか?

いつも同じ反応をしてしまう理由

理不尽なことに対して、いつも同じような反応をしていると、少し苦しくなってきます。「また同じことをしてしまった」「成長していないな」と落ち込んでしまうことがありますし、同じ失敗を繰り返してしまうこともあります。さらに、理不尽なことをしてくる人は、こちらの反応を見ています。「この人は強く言えば黙る」「嫌なことをしても我慢する」と分かると、ますます同じことを繰り返してくることもあります。
どうして私たちは、同じ反応をしてしまうのでしょうか。それは、理不尽なことが起きた瞬間、自動的に考え、行動しているからです。「こういうときは我慢するしかない」「怒ったらもっと悪くなる」「逃げるしかない」。そういう考え方が、ほとんど反射のように頭に浮かびます。自動的に出てくる考えは、とても強いものです。だから、ほかの反応をすることは簡単ではありません。

「他の考え方」を増やしてみる

でも、自動的な考え方や行動から少し離れる方法はあります。おすすめなのは、理不尽だと感じたできごとを記録に残すことです。日記でも、スマホのメモでもかまいません。「何があったのか」「そのときどう感じたのか」「どんなことを考えたのか」を書いておきます。たとえば、「上司に急に強く言われた。腹が立った。自分はダメなんだと思った」といった感じです。
そして、少し時間がたってから読み返してみてください。そのとき、「どうして自分はそう思ったのだろう」と理由を書き足してみます。「昔から怒られるのが苦手だから」「反論すると嫌われると思っているから」など、あとから見えてくることがあります。さらに、「今だったら、他の考え方はできないかな?」と考えてみます。「相手がイライラしていただけかもしれない」「全部が自分のせいではなかったかもしれない」「その場を離れるという方法もあったかもしれない」。最初に考えたことと、あとから付け足した考えを並べてみると、「自分には他にも選択肢があったんだ」と気づくことがあります。

大事なのは「選択肢」を増やすこと

ここで大事なのは、「どうしてあのとき、あんなことを考えてしまったんだろう」と、自分を責めることではありません。自分にダメ出しをするために振り返るのではなく、「そうか、他の考え方や理由もあるんだな」と気づくことが目的です。それだけで、もう十分です。
理不尽なことは、すぐにはなくなりません。嫌な人も、納得できないできごとも、残念ながら世の中にはあります。でも、こちらの反応の仕方は、少しずつ変えていくことができます。大切なのは、「選択肢はひとつしかない」と思い込まないことです。ゲームでも、相手の攻めに毎回同じように反応していたら、同じところを狙われて負けてしまいます。でも、少しずつ違う動きをしてみると、相手は読みにくくなります。最初はうまくいかなくても、「他の考え方もある」と知っているだけで、少しだけでも楽になれますよ、きっと。

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