「人と話すのが苦手」「何を話せばいいか分からない」そんな悩みを抱えている方は、決して少なくありません。実は私たちの多くが、日常の中で「伝える」「聴く」という練習をあまりしてこなかっただけなのです。つまり、コミュニケーション力は「生まれつき」ではなく、「あとから磨ける力」です。
コミュニケーション力とは?
「コミュ力」と聞くと、話がうまい人や、誰とでもすぐ仲良くなれる人を思い浮かべるかもしれません。
でも本当のコミュニケーション力とは、「話す力」だけでなく、「聴く力」「受け止める力」「質問する力」など、いくつかの力が合わさったものです。たとえば、相手が話しているときに「なるほど」「そうなんですね」と短くあいづちを打つだけでも、「ちゃんと聴いてもらえている」と相手は感じます。また、「忙しかったんですね」「それは大変でしたね」と、相手の言葉を自分の言葉で「言い換えて返す」ことも、相手の気持ちを受け止めるサインになります。
日常でできる練習法
コミュニケーション力を伸ばすために、特別な勉強や訓練は必要ありません。大切なのは、「小さな会話の積み重ね」です。今日からできる3つの練習法をご紹介します。
1️⃣ あいづちを意識して使う
→「そうなんですね」「たしかに」など、共感を伝える短い言葉を意識して使ってみましょう。
2️⃣ 質問で会話を広げる
→「それはどんな感じでしたか?」「どうしてそう思ったんですか?」と、興味をもって尋ねることで、自然に会話が続きます。
3️⃣ 自分から話しかけるきっかけをつくる
→「おはようございます」「最近寒くなりましたね」など、挨拶や天気の話からでOKです。最初は短い一言で大丈夫です。
つまずいたときの考え方
「会話が続かない」「緊張してしまう」というのは、誰にでもあることです。大切なのは「上手く話そうとしすぎない」こと。相手の反応を気にしすぎると、言葉が出にくくなります。まずは「相手の話を最後まで聴く」だけでも、立派なコミュニケーションです。
また、失敗を怖がらず、少しずつ慣れていくこともポイント。
最初は1対1のやり取りから始め、慣れてきたら少人数の場へ広げていくと安心です。ここまで読んでみて、「実践してみたい!」って思いませんでしたか?そう、アルファではグループワークなどのコミュニケーションの実践を行える場があります。最初は大人数でやるの苦手だなぁと思う方は少人数制のミニグループワークがありますよ!
「ちょっと実践できる場」がアルファにはある!
アルファ王子では、毎週3〜5人ほどの少人数制「ミニグループワーク」を行っています。目的は「人と関わる練習を安心して始められる」ことです。少人数だからこそ、一人ひとりが主役になれる時間を大切にしています。「人が多い場所だと緊張してしまう」「自分の意見を言うのが苦手」「何を話していいか分からない」そんな思いを持つ方は、決して少なくありません。「ちょうどいい距離感」で「一人ひとりがしっかり話す」ことが出来て、「失敗しても大丈夫」という雰囲気で行います。私、花輪がアシストしながら進めていきますので、安心してください。大人数が苦手な方も、まずは3〜5人の小さなグループから。無理なく自分のペースで挑戦してみませんか。
まとめ
関係を築く力を少しずつ。コミュニケーションは、「話のうまさ」ではなく、「相手を大事に思う気持ち」が伝わることが大切です。一度でうまくできなくても「次も話してみよう」と思ってもらえる関係づくりを意識してみましょう。毎日の挨拶やちょっとした会話の中に、練習のチャンスはたくさんあります。焦らず、少しずつ「人とつながる力」を育てていきましょう。
施設長 花輪
アルファ王子 花輪が執筆に参加させて頂いています「続 歌舞伎町で再犯防止について考えてみた」が書店などで販売されています。新宿を中心に、繁華街などでのボランティア活動その他を通じて、この執筆の機会を頂きました。ぜひお手に取って頂けたらと思います。












