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メモのとり方  アルファで実践「メモの達人50本ノック!」

メモのとり方 

アルファで実践「メモの達人50本ノック!」

アルファ日暮里駅前 施設長の花輪です。

皆さんは「メモをとる」という習慣はありますか?

「メモをとる」ということに苦手意識を持っている方は多いのではないでしょうか。

アルファに通われている利用者さんの中にも「メモとることが苦手」と言う方はいらっしゃいます。でも大丈夫!アルファではそんな苦手意識を克服してお仕事に役立てて頂くことができます。

メモとノートの違い

メモとノートの違いについて考えたことはありますか?

活用方法の違いを見ていきましょう。

まず、ノートは記録として残すものです。内容を図式化したりしながら整理し、後で見返してもその内容が分かるものです。更に言えば、書いた本人以外の人が見てもその内容が分かると良いでしょう。

ではメモはどうでしょうか。メモはキーワードとなるものを忘れないように一時的に書き留めておくものです。

もっと分かりやすく言えば「ノートは残すもの」「メモは一時的なもの」ということになります。

素早くメモをとるために①(キーワードの記号化)

メモとノートの違いは何となくわかりましたか。「ノートは書けるけどメモは苦手」という方、実はけっこういらっしゃるのではないでしょうか。ノートは時間を気にせずゆっくり書けるけれど、メモは人の話していることなどを追いながら書かなければなりません。

難しですよね。

そんな苦手意識を持っている方にアルファではメモのとり方をレクチャーしています。

その一つが「キーワードの記号化」です。

例えば・・・

「6月17日の木曜日にアルファで面接練習があります。参加希望の方は今週中にスタッフまでお伝えください」

この伝達事項をその場でメモしてみましょう。皆さんだったらどのようにメモをとるでしょうか。まさか全部そのまま書いたりしませんよね?全部書こうとすると書いているうちに話は次の話題に移ってしまいますよ。出来るだけ書く時間を短縮できるように工夫しましょう。

例えば

「6月17日」→「6/17」

「木曜日」→「木」

「アルファで面接練習」→「アルファ・面練」

「参加希望の方は今週中にスタッフまでお伝えください」→「希→スタッフ・金まで」

全部つなげると

「6/17木 アルファ・面練 希→スタッフ・金まで」

となります。だいぶ簡略化できましたね。

ただ、このメモを後で見返したときに略語にしたキーワードだけが書かれていると「何のことだっけ?」ってなってしまうこともあります。

素早くメモをとるために②(入力フォーム化)

もう一つのテクニックを見てみましょう。先ほどはキーワードの簡略化でしたが、それだけだと後で見返したときに思い出せるか心配と言う方もいます。そんな方は最初から入力フォームを作っておくことをお勧めします。例えばこれ↓

これを見てピントきた方もいるでしょう。そう5W1H(2H・3H)です。

最初からこのように整理されていればキーワードも書き込み易くなります。

内容:面練

いつ:6/17木(6月17日 木曜日)

どこで:アルファ

誰が:希(希望者)

何を:参(参加希望を)

どうする:→スタッフ(スタッフに伝える)

いつまでに:6/11金(今週中)

 

先ほどの伝達事項を二つのメモで見てみましょう。

何も書いていない真っ白な紙

入力フォームになっている紙

どうでしょう。

真っ白い紙に頭の中で瞬間的に内容を整理し要約して記入していくのと、すでに整理された項目に簡略化した記号を入れていくのではかなり時間の差があります。

これを知った(メモをとることが苦手だった)利用者さんは早速、エクセルを使用して自分でオリジナルのメモ用紙を作成されました。これをきっかけにメモをとることが得意になってくれると嬉しいです!

アルファで実践「メモの達人50本ノック!」

アルファではテクニックだけをお伝えして終わりません。せっかく手法を学んだのですから練習しましょう。ということで「メモの達人50本ノック」を行っています。

スタッフが、職場で実際にあり得そうな「伝達事項」や「業務指示」などを読み上げて、それをひたすらメモしていくというものです。とても大変な作業ですが、間違いなく力は付きます。

そう、利用者さんの履歴書にあった「作業指示などの後に、ゆっくりメモをとる時間を設けて頂けると助かります。」という配慮事項の記載は見事になくなりました。

施設長 花輪

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