「なんとなく不調・・・」を解消! 自律神経を整えましょう!(後編)
【1】 爪の付け根をマッサージ
爪の付け根には神経線維が集中しているので、この部分を指で強い力で押したりもんだりすると、血流がよくなり副交感神経の働きが活発になるそうです。
マッサージの目安は指一本につき10秒程度、「気持ち良いな~」と感じる程度に行いましょう。指先がポカポカして、リラックス出来ますよ。
これなら、電車の中やお仕事中、勉強中、いつでも気軽に出来ますね!
【2】 周りを見渡すエクササイズ
交感神経が働いていると緊張して視野が狭くなり、ひとつのものに注目しがちです。そのままでは体に力が入り、思考も固まってしまいます。その緊張をほぐすには、まず一息ついて顔をあげ、周囲を「ゆっくり」と見回してみましょう!「ゆっくり」が大切です!意識的にゆっくり動くことで副交感神経が優位になり、リラックスした状態に次第になっていくそうです。眉間にしわ寄せパソコンとにらめっこ、なんて時に是非試してみて下さい!
【3】寝る前の過ごし方
人間が眠るときには副交感神経が優位になりますが、自律神経のバランスが乱れているとその切り替えがうまくできなくなります。
体をリラックスさせるために、まずは寝る前のテレビやスマホを控えましょう。これらの機器から発せられる光は脳を刺激するので、交感神経が活発になってしまいます。
反対に、同じ「光」でも、間接照明にはリラックス効果があるそうです。寝室の電球の色を温かみのあるオレンジ系などに変えてみるにも良さそうですね!
【4】ビタミン・カルシウム・食物繊維を摂る
バランスのとれた食事は健康の基本と分かってはいるけれど、いきなり自炊に切り替えるのは大変ですよね。でも、難しく考える必要はありません。例えばいつもコンビニ弁当だけなら、ホウレン草やブロッコリーなど緑黄色野菜を使ったお惣菜をプラスするなどの工夫をしたり、小松菜の味噌汁を添えたり、いつものメニューにプラス一品!
オクラやごぼうなど、食物繊維の多い野菜は腸の働きがよくなり、副交感神経が優位に働くといわれていますので、プラスするお惣菜の参考にしてみて下さい。
支援員 佐藤