クリスマス 就労移行で過ごす貴重な時間(イベントレポート)
施設長の花輪です。先日12/21(土)はアルファ日暮里駅前でささやかながらクリスマス会を開催しました。小雨模様で寒い1日でしたが、利用者の皆さん、体験利用の方や卒業生が参加され、短い時間ながらテーブルを囲んで楽しいひとときを過ごしました。
クリスマスイベント
子供の頃、同級生のお宅のクリスマス会に友達数人と招待されました。確か小学校3~4年生の時です。今でも忘れられないのが鍋のような大きさのガラスの器に盛られた大量のフルーツポンチでした。友達のお母さんが僕たちのために用意して下さったデザートです。僕たちは大喜びでそのフルーツポンチを頂きました。先日、アルファ日暮里駅前で開催したクリスマスイベントの朝にふと思い出して懐かしくなりました。「今日のイベント、これでもかっ!っていうくらいのフルーツポンチ用意すれば良かった」なんて考えると、その日はずっとフルーツポンチのことを考えてしまいました(笑)
価値観の基準
クリスマスイベントといってもささやかな企画でしたが、皆さんにはこれまたささやかなプレゼントも用意して大変喜んでいただきました。短い時間でも皆さんで共有した時間を大切にしたいものです。以前、アルファに通っていらっしゃる利用者さんがこんな事をおっしゃっていました。「就労移行に通い始めた頃は早くこんなところ卒業して就職したいって思っていたけれど、スタッフの皆さんや他の利用者さんと関わるなかで自分はとても貴重な時間を過ごしているんだと思うようになった」そして続けて「誰もが経験出来るわけではない就労移行へ通所する日々を人生の貴重な時間と考えています」とおっしゃって下さいました。
皆さんは価値観の基準をどこに置きますか?
それは人それぞれの基準があっていいものだと思います。大切なのは「自分の価値観の基準」をしっかりと持つこと。喉の渇いていない人にとっては何の価値もない水でも、カラカラに喉の渇いた人にとっては一杯のコップの水でさえ、これ以上ない恵みとなるでしょう。この「価値観の基準」はあなただけの宝となるはずです。もっと言えば、今この瞬間でさえ価値あるものとするかどうかはあなた自身の気の持ちようだと言うことです。
夢のようなフルーツポンチ。
そう、恋人がサンタクロースにならなくたって、雨が夜更けすぎに雪へと変わらなくたって、クリスマスは楽しい思い出になることでしょう(笑)
I wish lots of happiness, good luck, joy and smile to you!
Wish you a lovely Christmas!
施設長 花輪