物事の受け止め方、捉え方で幸福度は変わる?
先日、とある学校の先生から聞いたお話をお伝えしたいと思います。
大人が選んだ「今年の漢字」と子供が選んだ「今年の漢字」
毎年【今年の漢字】が発表されるのは有名ですよね。
2020年、大人が選ぶ今年の漢字の上位3位は何だったか皆さんご存知ですか?
1位 密
2位 禍
3位 病
コロナで辛く苦しい一年だったことがよく現れてますよね。
では、子供が選んだ2020年の漢字の上位3位は何だと思いますか?
大人の私たちには考えられない漢字が並びます。
1位 笑
2位 幸
3位 新
皆さんは、これを見てどう感じましたか?
私は衝撃を受けました。
子供達の感じ方、捉え方
これは小学校3年~6年生を対象に、ある教育関係の企業がアンケートをとったものだそうです。
理由の例として
1位の「笑」
- コロナでも笑顔で頑張れた
- 友達や家族といっぱい笑えた 等
2位の「幸」
- 学校に行ける幸せを感じた 等
3位の「新」
- コロナで新しい生活になった
- 新しい世界や楽しみを味わった 等
もちろん、小学生で習う漢字は大人が知っている漢字よりも少ないかもしれません。
それでも「悲」「暗」「苦」「涙」「病」・・・ネガティブな漢字もたくさん習っているはずです。それでも、選ばれたのは全てポジティブな漢字なのです。
休校中に友達と遊べなかった
外で遊べなかった
修学旅行や遠足が中止になった
給食を食べるときはおしゃべりをしてはいけない
音楽の時間に歌が歌えない、笛が吹けない
運動会がなくなった
などなど
色々な規制があり、大人からすると「なんて窮屈でストレスフルな生活なのだろう」と思う生活です。しかし子供は、こんな状況からもポジティブな事を探し、柔軟に対応することが出来るのですね。
まとめ
私達大人は数々の苦しい経験、辛い経験をしています。その経験から、なかなか子供のようにポジティブに考えるのは難しいかもしれません。
でも、少しでも子供たちのように、辛い状況の中から楽しみや小さな幸せを見つけることができたなら、気持ちが楽に前向きになるかもしれませんね!
支援員 佐藤