こんにちは。アルファ日暮里駅前です(^^)
本日は、企業見学・職場体験実習の大切さについて職員として感じていることをお話させていただけたらと思います。
企業見学
あらゆる職種の企業様を見学させていただけたら…と思うのですが、「見学のみ」でお願いできる企業様は少ないです。会社としては、個人情報もありますし、社外秘にしたい部分もあると思います。
対応していただける企業様には本当に感謝の思いでいっぱいです。障がいのある方がたくさん働く特例子会社等を中心に、日程等調整させていただいて、職員と共に見学させていただいております。
自分の希望する職種でなくても、障がい者の方が生き生き働いていらっしゃる姿を見学させていただくことで、たくさんの学びがあります。会社として様々な配慮や工夫をし、働きやすい職場にされていることに感心したり、時に、働いている方が、苦労したことや努力されたご経験を話してくださることもあり、職員共々、力をいただくこともありました。見学させていただく私たち職員と利用者さんも、事前に会社のホームページを調べ勉強し、見学時にしっかり挨拶し、失礼のないマナーで伺うことができるように準備してまいります。見学時には、しっかりメモをしながら見学させていただきます。事前に路線で時刻を調べたり、駅からの経路を地図で調べたりすることも勉強になります。事業所に戻って、企業見学報告書を作成し、振り返りもおこないます。
職場体験実習
アルファ日暮里駅前では、就労前の職場体験実習を提案しております。
就労移行支援事業所に通所しながらリズムを整え、自己理解が進み自信がついたら、まず、体験のみの職場体験をしてみることをおすすめします。
就労移行支援事業所で訓練する疲れと、会社で働く疲れは違います。
自分は、何時間位の労働が可能だろうか?通勤はどうだろうか?苦手なことは?好きなことは?が明確になることもあります。障がいについてお願いしたい配慮の気づきもあります。また、マナーや報連相、コミュニケーションが大切なことも改めて感じたとおっしゃる方が多いです。
東京しごとセンターや労働局等の申し込みを通じて、企業様に面接していただき、その方の条件に応じて働く体験をさせていただいております。実習の最終日には、振り返りの時間をとっていただき、今後の訓練や就職活動のヒントになる内容をいただきます。実習後たくましくなり、訓練や就職活動に変化が出る方も多いです。
応募書類にも職場体験実習の経験を記載して、就職活動の自信にされています。
就労移行支援事業所に通うメリットは色々あるけれど、職員とともに企業を見学し、職場体験実習の振り返りを就職活動の力にしていくことができることは大きいのではないか?と思っております。
皆さんそれぞれのリズム、進み具合を確認しながら、無理のない形で自信を積み重ねていきましょう!
利用者の皆さんに笑顔が増えていくことが、私たち職員のモチベーションになっています。