支援員酒井のつぶやき 〜できることからコツコツと!〜
支援員の酒井です。
急に寒くなり、体調を崩される方が多い中、利用者の皆さんは毎日しっかり訓練に取り組まれています!
えらーいっ!!
でも、最初から毎日通所できていたわけではありません。皆さんが、日々の訓練でできることからコツコツと取り組まれていることについてお話します!
・最初は週1来れるか来れないか?!
・面接練習中、フリーズ!!
・本当にパソコン初心者でした?!
・コミュニケーション下手なんて嘘でしょ!
最初は週1来れるか来れないか?!
中には、生活リズムが安定せず、週1回の通所が難しい利用者さんもいました。10時〜15時の通所を毎日できるまでどれくらいかかったかなぁ…一年以上は頑張ってたかなぁ…体験期間を長めに設けて、生活リズムを一緒に把握し一つずつ問題を片付けていきました。一進一退でしたが徐々に安定され、今は就職されています。お互いの根気が必要ですが、できることからコツコツと頑張ってきた証拠ですね。
面接練習中、フリーズ!!
最初からすんなり就職活動ができる方はいません。それは私も同じこと。私自身の転職活動の時、しっちゃかめっちゃかでした(苦笑)面接練習をもっとしておけばよかったと後悔しましたね💦
面接練習は、何を話せばいいか事前に考え、文章を職員とまとめるのですが…練習とは言えども緊張しますよね!質問とは違う返答をしたり、フリーズしてしまったり…最近、面接練習をされていた方は、回数を重ねる毎にスムーズに答えられるようになっていました。何回も練習して慣れていくことが大事ですね!
本当にパソコン初心者でした?
パソコンさわったことない…という方は、最近では珍しくなりましたが、私の世代は学校でもパソコンをさわる機会が少なく、仕事で関わらない限りはさわる機会はゼロに近かったのでよくわかります。恥ずかしくもなんともないですよ!
「スイッチどこですか?」から始まり、「マウス、キーボード…ほうほう」になり、慣れることから始めた方でも半年も毎日練習すれば、データ入力を少しずつできるようになっていました。「あれ?〇〇さんってパソコン初心者でしたっけ?」と職員が聞いてしまうほど、スキルアップできますよ!
コミュニケーション下手なんて嘘でしょ!
人前に立つと緊張して話せなくなってしまう、人と話すのが苦手、雑談できない…などなど、コミュニケーションの課題は人の数ほどあるのかなーと感じるほど、様々な悩みがあります。
ある利用者さんは、前職で職場の人に困ったことを相談しても聞き入れてもらえず、コミュニケーションに対して苦手意識を持っていました。体験時は口数も少なく、表情も強張っていましたね。
人前に立つと緊張でスムーズに話せなかったのですが、昼休みのゲームで他利用者さんと関わるうちに、コミュニケーションに慣れ…先日はグループワークで堂々と発表されてました。
今できることから、コツコツと積み重ねていくことが大事だと、皆さんの日々を見ていて改めて感じました。「ここまでできたらもう練習しなくても大丈夫っしょー!」と慢心することなく、「知る→やってみる→わかる→できる→している〔習慣化〕」の流れが大事ですね。
さぁ、あなたも小さなことからコツコツと、アルファで積み上げてみませんか?
アルファ王子 支援員 酒井