こんにちは。アルファ日暮里駅前です。
8月2日金曜日の職員講座は、「エコマップ」でした。
「エコマップ」とは、当事者の支援のために、当事者・家族・支援者・社会資源の
関係性を図に落としたものです。1975年にアン・ハートマンによって考案され
主に福祉分野で活用されています。
施設長が、先日、支援機関や企業との勉強会で得た内容を皆さんに伝えたいと思い、ご紹介しました。
以前に、「マインドマップ」という講座をおこなったこともありますが
いずれも、自分で作り、自分を知る機会にするためのものです。
障がい者枠で働いている人や支援者が、誰に頼ったらよいかを整理する
ことができた事例もあげながらお話しました。。
- エコマップを実際に作成してみる
・記入に関してはルールはなし
・本人(自分)をまず記入し、そこから結びつけていく
・例)アルファ、保健師、両親、病院の先生、プライベートで付き合いのある
人など様々な人物を書いてみる
※矢印を用いて書いてみる。その矢印の太さや長さは自由、自分と距離が近いと思う人
は、自分から近いところに書いてみるなど、形も自由、連絡先を書いてみる
利用者さんも、体験者の方も、ご自分に向き合い、一生懸命考えて下さいました。
内容それぞれです。周囲とご自分の関係性を書いていました。
- エコマップを作成することにより気づきが得られる
・自分を取り巻く資源を可視化することができる。
・自己理解、他者理解が進み、その結果、誰に何を相談したらよいか自分で判断することができる。
- 新たな気づきを生かす
・悩みや不安が出たとき、誰に頼ったらよいかを整理し、相談する。
・状況により「エコマップ」を更新していき、柔軟に考えていく。
・自分が周囲に支えられ、見守られていることに感謝し、自らも、あたたかい関係
を築いていく力にする。
働き続けるためには、心身の悩み、生活の悩みが出てきた時に相談しながら進めていくことが出てくると思います。相談先も、訓練中とは変わってくることもあるかもしれません。
皆さん様々な気づきがあったようです。参加できなかった皆さんにも伝えなければ!と
思いました。
スタッフ自身も「エコマップ」を作ってみてもよいかもしれません。
私も、家族、友人、会社の同僚等、様々に支えられている日々を感じました。