取材を受けました!季刊誌「イコウ」にてアルファが取り上げられました
この度、一般社団法人 社会福祉支援研究機構の季刊誌「イコウ」創刊号にてアルファ日暮里駅前が取材を受け、取り上げていただきました。
2021年新春号より発刊されます。誌名の「イコウ」には、就労移行支援事業所の「移行」やポジティブかつアクティブな「行こう!」というフレーズからのイメージ、読み手がほっと一息つくことのできる「憩う」タイミングで読んで欲しいという想いが込められているとのことです。その記念すべき創刊号でアルファ日暮里駅前を取り上げていただきました。ここには誌面での記事をそのまま掲載していますので、ぜひご覧ください。
開放感のある室内とホスピタリティ
世界で最も多い乗降者数を誇る路線である山手線。この路線の駅の一つ、日暮里駅から歩いて1分という好立地にあるのがアルファ日暮里駅前。事業所の中に入ると、まず感じるのが「すっきり」広々としている開放感。これがアルファ日暮里駅前の大きなウリの一つだと、施設長の花輪岳史さんは語る。「室内の開放感は多くの利用者さんから好評で、見学に来た方からも『このような環境ならば、気持ち良く訓練ができる』と言っていただけます」
広い空間に大きな窓があるため、閉塞感がない。ただ、それだけではない。開放感の秘訣はスタッフの毎日の取組みの中にもあった。アルファ日暮里駅前は設立6年目。就労移行支援事業所の中では古くからある部類に入るが、日々「支援の基本」を大切にしたいと、清掃や室内の補修、メンテナンスを徹底。これが開放感の一因にもなっているのだが、加えてプラスアルファの効果をもたらしている。
「室内に無駄なものが無いので視界が広く、利用者さんのちょっとした仕草や細かな変化にも気がつくのです。利用者さんからは『いつも困った時に気がついて声をかけてくれてありがとう』と感謝していただけます」(同)利用者の中には自ら声を出して発信することが苦手な人もいるので、このような配慮は有難いことだろう。なお、利用者への声かけや掃除、メンテナンスを主導する花輪施設長は、元某大手航空会社の旅客機メンテナンス(機内・機外)の担当者であり、かつては機内の客室の座席一つひとつに座り、「乗客から機内がどう見えるのか」を確認していたという。この時に培ったホスピタリティの精神は、事業所づくりに大いに活かされているのだ。
個性とスキルを伸ばす訓練の数々
心地の良い環境で行われる就労訓練も、効果的でバライティに富んでいる。取材訪問をしたこの日は、ハローワークの担当者を招き、ハローワークの利用方法等のガイダンスが行われていた。ここからは、行政との密接な信頼関係がうかがわれる。また、就労スキルを伸ばすための訓練では資格の取得支援に力が入れられており、ここでは採用企業側からも高い評価を得られる「P検」が人気だ。
自己表現やコミュニケーションアップのためのワークとしては、例えば「好きなものを語ろう」が挙げられる。思い出の音楽をバックに流しながら当時のエピソードを語るというものだが、これによって利用者同士の相互理解が進み、より仲良くなれるという。
今後、事業所の利用を考えている方へ
「これから就職をしたい方はもちろん、何をしたら良いか分からないけれど現状を変えたい方や前身のきっかけをつくりたい方は、ぜひそのお手伝いをさせてください。コロナ対策も万全ですから直接お越しいただけますし、電話での相談やZOOMでの見学会も実施しています」(同)
就職した後も、近況報告や悩み相談で多くの元利用者が訪れるアルファ日暮里駅前。末永いご縁の扉を叩き、開けてみてはいかがだろうか。そこからは、きっと開放感のある素敵な人生が見渡せるはずだから。
イコウ-IKOU!- 2021年 新春号より