実務に役立つ!!ワンランク上のエクセル講座(前編)
本日、アルファ日暮里駅前で行った講座の紹介です。
通所されている利用者さんも在宅で訓練されている方も参加できる講座を行いました。
前編の内容はこんな感じです。
- PCスキルと創造性
- 「創造力」を養う講座
- お題はいたってシンプル
- パソコンスキルの差はあまり関係ない
PCスキルと創造性
PCのスキルは豊富にあっても、実務での応用となるとなかなか難しいのではないでしょうか?職場でよくあるシチュエーションは「こんな表あったらいいんだけど」とか「これからこんな管理をしていきたい」という漠然としたもの。そこで発揮したいのは、自分の頭の中でイメージをして「こんなフォームを作ったら管理しやすいんじゃないかな?」とか「こういうものを作ったら自分たちの仕事が円滑になるんじゃないかな?」と考える創造性のスキル。実は「パソコンのスキル」と「創造性」は切っても切れない縁なのです。
「創造力」を養う講座
今日の講座は「ワンランク上のエクセル講座」です。何がワンランク上かというと「パソコンのスキル」というよりも「創造力」の訓練だからです。エクセルを使って実用的な表などを作成する際に意外と見落としがちなポイント「かゆい所に手が届くポイント」をお伝えします。
お題はいたってシンプル
皆さんに考えて頂いた課題はいたってシンプルです。「アルファでは毎日、利用者さんにお弁当を提供していますが、毎日どれくらいお弁当を提供して、月末に合計でどれくらい提供をしたか確認できるチェックリストのようなものを作ってください」というものでした。ポイントとしては
1.必要事項(日ごとに数が分かって、月末に合計がわかるもの)が盛り込まれているか?
2. だれでも扱いやすい表か?
3. 制限時間内(一時間)に作成できるか?
の三つです。
このチェックリストはお弁当を収納している冷凍庫などに貼って毎日チェックできるものが望ましいという補足もしました。
パソコンスキルの差はあまり関係ない
皆さんパソコンのスキルが高い方も初心者の方も苦心されたようです。ただ今日の講座の目的は「与えられた条件の中から、時間内にどのようなものを作成するか」という創造力を働かせる訓練です。エクセルを使い慣れていない方は、その方なりにメモを活用してイメージを下書きしてから着手するなど、素晴らしい取り組み方をされていました。
ワンランク上のエクセル作成ポイントは後半でお伝えします。どれも「かゆい所に手が届く」ポイントですので必見です!
施設長 花輪