支援員酒井のつぶやき 〜「生きやすい」ってなんだ?〜
先日、利用者さんと出先であれやこれやと話をしていました。こんな会話が印象に残っています。
「友達から『生きづらい性格してるよね』と言われたけど、何も言えなかったですね。そっかぁーって腑に落ちちゃったというか…」
と利用者さん。
生きやすいってどんなことだろうね?と、私とその利用者さんで話してましたが、答えは出ませんでした。その話を聞いていて、「生きづらい」「生きやすい」について考えてみたくなりました。
・どんなことが生きづらい?
・そもそも「生きやすい」ってなんだろう?
・少しでも生きやすくなるには?
どんなことが生きづらい?
生きづらさに関して「私にも覚えはあるなぁ」としみじみ考えていました。「もっと楽に生きたらいいのに」「理屈っぽくて疲れる」などなど、言われてきましたし、私自身に対して「こいつ、めんどくさ!」と自分で思ったこともあります💦そりゃ、みんな楽に生きれるなら生きたいですよね(笑)
どんなところで生きづらいと感じるのか、人それぞれ違います。
あなたは、どんなことに生きづらさを感じますか?どんな場面で感じましたか?
そもそも「生きやすい」ってなんだろう?
そもそも「生きやすい」って何なんでしょう?
それぞれ答えは違うかもしれません。あなたにとって、どんな自分なら生きやすいと思えるのか考えてみてください。
以下の3つのポイントが大事だと思います。
①良いと思える自分も、生きづらいと感じる自分も認めてあげること。
→自分について、良い所、生きづらいと感じる所を書き出してみましょう!誰かに自分のことを聞くのも有効ですよ!
②『これは辛いからこうしてほしい』『ここは努力でどうにもならないから手伝ってほしい』と言えること。(他人を頼れること)
→ダメだと思う自分に対して、どんな努力をしたらよいか、どんなサポートをしてもらえたら助かるか整理してみましょう!
③他人が自分を理解してくれ、サポートしてもらえること。
→あなたの近くにいるサポートしてくれる人は誰ですか?相談できる人に、打ち明けてみましょう!口で言いにくい場合は、整理した紙を見せてもいいでしょう。
少しでも生きやすくなるには?
自分に対して、がっかりすることがありますよね。どうしてがっかりするのでしょうか。
自分自身に高いハードルを飛ばせようとしてるのでは?
私はこんなはずではない、こんなこともできないなんて…と自分に期待外れを感じてるのでは?
前項で挙げた①〜③が、「できたら苦労してないってば!」「そんなに簡単に言わないでよねっ!」等、思うかもしれません。ですが、一度やってみてください。
生きづらいポイントや、自分の考え方のクセに気付くことができ、今後少しでも生きやすくなるためのヒントが見えてくるかもしれません。私も日々、自分と話し合いをしてます!自分は、自分の一番の味方であり、仲間でありたいものですね。
支援員 酒井