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障害の配慮事項(自分を客観視出来ていないと陥ってしまう課題)

障害の配慮事項(自分を客観視出来ていないと陥ってしまう課題)

今日は障害者就労にまつわる「配慮事項(企業側に求める配慮事項)」についてお話します。

ざっとこんな感じで書いてあります。約2分半で読み終わります。

 

ご自身の障害についてご自分の言葉で伝える

障害者就労に於いて、応募書類の送付時や面接時にご自身がお持ちの障害名を伝えればよいかというとそれだけでは不十分です。確かに、障害名によってある程度の特徴は把握できますが、同じ障害であっても一人ひとり違いますし、伝える相手側が全く同じ認識を持っているかというと必ずしもそうではありません。

 

配慮してもらいたいことをはっきりと伝える

実際にお仕事をしていく上でどのような配慮を望むか。これをきちんと企業側に伝えることが障害者雇用のポイントです。例を挙げれば、「時間的なプレッシャーに弱い」「長時間集中力が続かない」「服用している薬の影響でトイレに行く回数が比較的に多い」といったことなどです。

こういった特性を伝えた上でどの様な配慮をして欲しいのか。「別段、配慮は必要ないが念のため知っておいて欲しい」という周知事項のことまで伝え、ご自身で対処できる部分と、配慮をしてもらわなければならない点をご自身が把握していることも重要です。

ご自身の障害を受け入れているか

こういった配慮事項を企業側にしっかりと伝え、充実した就労を目指すには何よりもご自身が「自分の障害について受け入れているかどうか」という事が根底にあります。ご自身が自分を客観視出来ていない、若しくは自分の障害を受け入れていなければ、企業側も安心してお仕事を任せる事ができません。何よりも職場の人間関係を築くことが難しくなってしまいます。「私はこんなに仕事が出来るんだ」「こんなに仕事をしているのに全く評価してもらえない」など、ご自身が思っている「出来る」の度合いが、企業側にとっては「本当はもっとやってほしい」「全然出来ていない」という大きな認識の違いを生じてしまいます。ですから、どれだけご自身が「自分を客観視出来ているか」が就労をしていく上での大きなカギになります。

施設長 花輪

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