皆さん、明けましておめでとうございます!
昨年末から歯が痛い酒井です。
唐突ですが、皆さんは歯医者好きですか?
私は大の苦手です。
理由は、「以前通っていた歯医者にいい思い出がないから」です。
今日は、「嫌な思い出と向き合うには?」というテーマで話したいと思います。
「嫌な思い出」
就労移行支援とは、皆さんの得意な部分と不得意な部分、それぞれを一緒に探し、活かしていく方法を考え、就職に向けて様々な訓練をする場所です。
その過程で、ご自身の嫌な思い出と向き合わなければいけないことがあります。
皆さんも嫌な思い出の一つや二つ、ありますよね。
「嫌」ってどんな気持ちだろう?
「苦しい」「痛い」「辛い」等、人それぞれ違う感覚があるとは思いますが、「もう二度と味わいたくない」と感じることではないでしょうか?それとは別に、未経験でも生理的・本能的に感じる場面もあるかもしれません。
嫌=自分を守ろうとする大事な気持ち
なんだと、私は考えています。
経験したことであれば学習したと言えますし、未経験のことであれば防衛本能が働いているということでしょう。
「嫌」と向き合うには?
まずは、感じてもいい気持ちなんだと自分自身を受け止めてあげる勇気を持つことです。
私の歯医者の思い出で言うならば、
「歯医者、嫌いって思ったっていいんだー!」と受け止めます。
受け止めることができたら、嫌だと思っていることを細かく分けて、何が嫌なのか分析してみることをおすすめします。
歯医者の音が嫌なのか、臭いが嫌なのか、治療が痛いことが嫌なのか…私は以前通っていた歯医者の治療がとにかく痛いことが嫌でした。
分析できたところで、嫌なことを乗り越えるために今の自分であればどんな解決方法があるか、また乗り越えたことでのメリットを考えてみましょう。
歯医者の治療が痛いことが嫌なのであれば、
・無痛治療に特化している歯医者を探す
・治療中に考えるおもしろいことを探す
と、2つも思い浮かびました!(苦笑)
乗り越えたことでのメリットは、歯医者が苦手じゃなくなる、歯の痛みがなくなる等々…
ここからは恐いけれど実践してみましょう。一人が嫌であれば、最初はサポートをお願いしてもいいかもしれません。
全てを一人で背負い込む必要はないのですから。
大事なのは乗り越えたことで得る自信です。
そして、少しでも乗り越えられた自分を目一杯誉めてあげましょう。
就職を目指す上で…
訓練の中で、なかなかうまく乗り越えられないこともあると思います。
2年間という限られた期間ではありますが、利用者の皆さんは乗り越えようと日々頑張っています。
私たち、支援員はそんな皆さんの姿を見て勇気をもらい、乗り越える力を得るためにはどうしたら良いかを一緒に考えています。
卒業生の皆さんも、新しい問題に直面しながらも、乗り越えるオリジナル方法を編み出されています。
自分自身の気持ちを受け止め、味方につけることは仕事に就き、長く働く上で必要になってくることなのです。
アルファで一歩を踏み出してみませんか?
電話でもメールでも、いつでもご連絡お待ちしております。
実は、アルファ王子のすぐご近所に歯医者があります。今度予約を入れてみようかなと一歩踏み出そうとしている酒井なのでした。
それでは、またお会いしましょう!
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます!