皆様、いかがお過ごしでしょうか?
珍しく思い出にひたっている支援員の酒井です。
今回のブログは、私がアルファ王子での仕事を目指したきっかけについてお話します。
春になった今、新しい自分を探したい方に是非読んでほしいです。
「やさしいことはつよいのよ」
「やさしくね やさしくね やさしいのことはつよいのよ」
これは、先日お亡くなりになった宮城まり子さんの言葉です。
ニュースでお亡くなりになったことを知りました。この言葉は、20年近く前から私を支え、私が福祉を目指すきっかけでした。
家族を亡くしてから…
私の父は、私が小学生の時に亡くなりました。
当時、母は父の体の異変に気付けなかった自分を毎日責めていました。
食事も睡眠もとれず、心を安定させるため薬を飲みましたが、会話ができる状態ではありませんでした。
私は、母に頼らず自分で強くならなければいけないと思い、泣くことをやめました。
いつしか母のことを「弱い」と思いようになっていました。
たまたまなのか、運命なのか
中学生になり、高校への進学を考える時期になりました。
母との距離は微妙に離れていて、あまり会話もありませんでした。
ある日、たまたま寄ったお店のレジ横にチラシを見つけ、手に取りました。
そのチラシは施設の紹介が書かれてあり、宮城まり子さんの言葉がありました。宮城まり子さんは、障害者福祉に携わっていることを、そのチラシを通して知りました。その言葉を眺めているうちに、本当に強いことが何なのか考えるようになりました。
一人では強くなれない
一人で強くなったと思っていましたが、ただの強がりだったと気付きました。母や、たくさんの仲間に支えられている事が見えていませんでした。自分の弱さに気付くことで、初めて母の気持ちに寄り添いたいと思うようになったと同時に、今まで母が戦っていた時、何もしなかった自分に後悔の気持ちも生まれました。
母に寄り添えなかった分、誰かの役にたちたいと思うようになりました。それが、福祉を目指したスタートです。
その後…
その後は、母に相談し、福祉の学校に入学させてもらうことができました。
就職は、営業職に就いた時期もありました。「自分はこれでいいのか?」と迷っていた頃、自分の机を整理している時にレジで手に取ったチラシが出てきたのです。その直後、営業職をやめて福祉の仕事を探し、今に至ります。
アンテナを張ること!
きっかけは、どこに転がっているかわかりません。惹かれる言葉や人、環境、タイミング、全てが一致した時は動き出す時だと私は感じています。
直感を拾うアンテナを張っていることが、なりたい自分に出会えるチャンスを広げてくれるでしょう。そして、相談できる相手がいれば、安心して前に進むことができますよ!
アルファ王子は、皆様の「なりたい自分」を目指す気持ちを応援します!メールでも電話でも構いません。気軽にご相談くださいね☆
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