皆さん、いかがお過ごしでしょうか？
相変わらず元気いっぱいの支援員の酒井です。
今日は人付き合いをちょっとだけ楽にする「ギブ&テイク」と「ギブ&ギブ」の違いについてお話したいと思います。

さて、皆さんに質問です。
例えば、人を助けた時に「ありがとう」と言われなかったとします。
どんな気持ちになりますか？

ギブ&テイクとは？

よく聞く言葉ですよね。
ギブ&テイクとは、「お互い様」「助け合い」という意味がありますが、要するに「何かしてもらったらお返しをする」「何かをしたら返してもらう」ということになりますよね。ビジネスの世界では当たり前に行われています。
ただ、自分が望んだタイミングでお返しが来なかった場合、「え？なんで？」とモヤモヤが発生してしまいがちです。

ギブ&ギブとは？

意味は「あげる、またあげる」。ただ、それだけです。
あげるとは言っても、必ずしも物をあげるわけではありません。言葉や気持ち、サポート等、ギブできるものは様々です。

「きれいごとじゃないか？」「見返りを求めないなんて損してる」「ただの自己満足じゃない？」とギブ&ギブに対して否定的な意見もあるでしょう。
私もかつてその一人でした。

酒井が営業で働いていた時

私にはチームがありました。
同じチームの仲間に対して「私がサポートしてるのに、答えてるように見えない。頑張りが足りない」と上司に愚痴をこぼしたことがありました。
その頃の私は不満だらけでした。日々イライラして、なにもかもうまく行かなかったことを覚えています。
そんな時上司に言われた言葉は
「あげっぱなしでいいんじゃない？見返りなんて、自分が求めた分が来るわけじゃないし、サポートしたって減るもんじゃないわよ！その子が成長してくれたらそれだけで十分じゃない？」
でした。目からウロコでした。

人付き合いで言えること

それからというもの、ギブ&ギブが好きになりました。おせっかいだと言われることもありましたし、自己満足だなと自分に納得できないことも多々あります。
ですが、以前に比べて人付き合いに負担を感じなくなりました。見返りを求めなくなったからです。

最初に聞いた質問は、今自分自身が「ギブ&テイク」なのか、「ギブ&ギブ」なのかを確認できる質問です。皆さんは見返しを求めて自分を追い込んでいませんか？

注意してほしいこと

決して「あげなければいけない」と義務を感じないでください。
あくまでも、自分がそうしたい時に実践してみてください。もし、誰かからお願いをされた時はチャンスです。
必要な情報だけではなく、ちょっとした豆情報や「いつもありがとう」とメッセージを加えてみてはいかがでしょうか？
あなたも相手も少しほっこりした気持ちになれますよ！