夜型から朝方へ変えたいあなたへ 早起きの考え方
アルファ日暮里駅前 施設長の花輪です。今日は「就労」に関する生活習慣のお話。「早起き」について考えてみたいと思います。家にいる機会が多い中、生活リズムの維持というのはなかなか難しいのではないでしょうか?
「決まった時間に電車に乗って出勤する」というのは、ポジティブな見方をすれば生活リズムの中の一つの歯車なのかも知れません。今日は早起きについて考えてみたいと思います。
ざっとこんな構成です。読み終わるのに約3分半です。
- 早起きは苦手
- 早起きは得なのか?
- 早起きすることの意
- 受け身な一日
- 仕事の質は一日の始まりにある
早起きは苦手
「早起き」という言葉を聞いて苦手意識を持つ方が多いのではないでしょうか?夜更かし型の生活に慣れてしまっている方や、そもそも寝起きが辛いという方に比べれば、「朝が得意」「早起きの生活」といったような生活をされている方は少ないのでは?と感じます。特にスマートフォンが普及して夜型の生活に拍車をかけたのは言うまでもありません。それでも多くの方は「朝が苦手」「早起きが辛い」と感じていながらも何とか会社や学校に行ってらっしゃるでしょうし、出かける習慣のない方でも、遅かれ一日の始まりをどこかのタイミングで迎えることでしょう。
早起きは得なのか?
「早起き」という行為は生活習慣を語る上で不可欠なものです。ネットや本ではこの「早起き」に関する様々な考察や情報が溢れていますが、「早起き」=「何かしらのメリット」と捉える考え方が多い様です。確かに「時間の有効活用」や「健康的」といったプラスのイメージで捉えることは出来ますし、最近では「朝活」という言葉も流行っているようで仕事や学校に行く前に何らかの活動(勉強や運動など)をする方も増えているようです。
早起きすることの意味
では、こういったメリットだけで「早起き」を推奨していいでしょうか。もう少し踏み込んで「早起き」を違った観点で考えてみましょう。「朝活」という言葉にもあるように、時間の有効活用といった自分自身にとってのメリットは間違いなくありますが、単なる「早起き」も特に仕事に関しては大きな影響と考えます。
受け身な一日
一日の始まりである「目覚め」を主体的に迎えるか、受け身で迎えるか、という観点で考えてみましょう。夜更かし続きの生活をして寝不足のまま朝を迎える。目覚ましという「時間」に起こされ、勤務という「時間」に拘束され、受け身な一日、すなわち受け身な生活を送っていないでしょうか?つまり、会社の仕事という枠の中に自分の生活を組み入れてしまっていないでしょうか?知らず知らずのうちに会社の仕事や学校の勉強、その他の活動を受け身で行ってしまっていないでしょうか?
仕事の質は一日の始まりにある
それとは反対に、主体的に目覚めて活動していく。自分の一日の生活の中に学校や仕事、様々な活動があると考えてみてはいかがでしょう。時間に追われていく生活ではなく能動的に行動していく生活。そうすれば行動に余裕がついて回ります。何より、自分の生活が自分中心になっていきます。ですから「早起き」というのは決して「朝早く目覚める」といった時間的な早さのことやメリット・デメリットだけで考えるものではなく、「外的な要因で起きるのではなく、自分のタイミングで起きて主体的に生きていく」という大きな意味があると考えてみてはいかがでしょうか。
施設長 花輪