こんにちは、アルファ王子 支援員;2級ファイナンシャル・プランニング技能士/AFPの青山です。
生活をしていく中でお金の話題は避けて通ることができません。就労を目標にされている就労移行利用者の皆さんにとっては、なおさら気になる話題かもしれません。
今回は「就労移行利用者とお金」のテーマのうち就労準備段階の費用面での支援について、マネー相談へのアドバイスを担うファイナンシャル・プランナーの視点からお話をしたいと思います。
就労準備段階のプロセスを振り返る
これから就労移行支援事業所を利用してみたいと考えられている就労移行利用者のなかで、「費用はどれくらいかかるのか?」という疑問を持たれている方が多くいらっしゃるのではないでしょうか。「就労移行支援事業所のサイトには『ほとんどの場合自己負担なしで利用できる』と記載されているけれど、実際はどうなんだろうか?」と不安に思われている方はいらっしゃいませんか?
国が定めている「就労移行支援」は、原則2年間利用できるサービスです。体験・見学を経てサービスの利用を開始してから最長2年のうちで、次のようなプロセスを重ねて就職へ繋げていきます。
基礎固め(生活リズムの確立など)
→ 実践的な訓練(スキル取得や職業習慣の確立、実習など)
→ マッチング(面接力向上、求職活動、トライアル雇用など)
では、それぞれの段階に沿って費用の支援をご説明してみましょう。
【体験・見学】の期間
実際に終了移行支援事業所をご利用になる前の段階です。
アルファでは、事業所の体験・見学は無料です。事業所までの交通費はご負担いただきますが、体験プログラム(契約されたご利用者が受けられている就労移行支援プログラムと同じものです)は無料で受けられます。また、体験期間中にご提供する昼食も無料で食べていただけます。期間に限りはありますが、アルファでのプログラムに納得いただけるまで体験・見学をしてみてください。
【基礎固め】の期間
お住まいの自治体に就労移行支援サービス利用の申請をしていただき、自治体で給付金の支給が決定されると、アルファでの就労移行支援プログラムを給付金で利用していただくことが可能になります。また、通所中の昼食は事業所から無料で提供しております。
就労移行支援プログラムのご利用について、前年の所得の状態や同居されているご家族の構成により一部自己負担が発生する場合がありますが、ほとんどの方は自己負担なしでご利用されています(自己負担の要件については、事業所へご遠慮なくお問い合わせください)。
今は昼夜逆転されている方も、この期間を使って徐々に生活リズムを整えられるようアルファのスタッフがご支援します。
【実践的な訓練】の期間
スキル取得や職業習慣の確立をアルファでの就労移行支援プログラムを通しておこなっていただく期間です。
アルファの事業所内では各種検定の学習や模擬試験、多彩な資格試験へのオンライン学習プログラムの受講を無料でご利用いただけます。また検定試験や資格試験を受験される際は、一定の条件の下で受験料を当事業所が負担いたしますので、スキル取得・資格取得へ「ご自身のペースで」じっくり腰を据えて取り組んでいただくことが可能です。
また経験豊かなアルファのスタッフが実施する講座・グループワーク・SSTを通して、基礎的なところから実践的なところまでの職業習慣を確立・強化していただけるよう事業所としてバックアップさせていただいております。
講座・グループワーク・SSTなどについてはこのサイトでもご覧いただけますし、TwitterやYouTubeなどでも積極的に発信しています。ぜひご覧になってください。
【マッチング】の期間
いよいよ就職を目前にした時期です。この時期の通所と就労移行支援プログラムへの参加もこれまで同様、給付金を使っての利用となります。
また、ハローワーク様や東京しごと財団様などの各機関で実施されている実習面談会などの予定は、アルファから積極的にお知らせし、参加を募っております。これらの実習面談会へは原則無料で参加していただけます。
履歴書やプロフィールカードなど面接に欠かせない各種資料の作成には、アルファの支援員が全力でサポートします。また、不安を解消するための面接練習も、利用者が自信を持てるまで繰り返し支援員がサポートします。もちろんこれらはアルファの提供する就労支援プログラムのひとつです。
いかがでしょうか?就労準備にかかる費用について、ご不安は解消されましたでしょうか?
「【体験・見学】の期間」の項で書きましたように、アルファでは体験・見学を無料で行っていただくことができます。ご興味があれば、ぜひ当サイトのお問い合わせフォームやお電話などでお知らせください。
コンタクト、お待ちしております!