「気分が滅入って勉強や仕事どころではない方へ」気分転換の大切さ
施設長の花輪です。アルファ日暮里駅前では4月以降、コロナウイルス感染防止の観点から中止していた週2回のウォーキングを再開しました。もちろん、「密」を避けるべく場所を近場の公園など、少人数での行動で出かけるようにしています。
アルファ日暮里駅前に通っていらっしゃる利用者さんはこの週2回の運動プログラムを楽しみにしている方が多く、皆さん参加を希望されます。
今日は体験談をもとに「気分転換」の大切さについて書いています。約3分で読み終わります。
休憩時間は何のためにあるのでしょうか?
私たちは時間を惜しんで勉強や仕事に打ち込む事が成果につながると思いがちです。ですが、本当にそうでしょうか?休憩時間というのは何のためにあるのでしょうか?気分転換という言葉がありますが、考えが煮詰まった時にいくらその場で考え込んでも新しい発想は浮かんできません。そうなった時は気分を変えるために行動パターンや環境を変えてみることです。「違う発想をしたいのならば、まずは違う環境に身を置くこと」です。
身をもって感じた気分転換の大切さ
私は海外に語学留学をしていた経験があります。その際、語学勉強に集中するあまり留学を始めた当初は週末の休みもホームステイ先の家で長時間、復習やら予習やらひたすら勉強していました。それを知った担任のお先生からこう言われたのです。「それは君にとってよい過ごし方とは言えないよ。週末は勉強を忘れて何処でもいいから出かけなさい。君が本当の意味で語学力を身に付けたいのなら尚更だよ」と。先生は加えて「約束だ」と言って毎週の週明けに「週末は何してた?」としつこく聞いてくるので、たまらず私はトレッキングやウォーキング、無理やり街中に出て行って買い物などの散策をしたりしていました。そんな休日のリフレッシュを通じて地元の人や友達と話したりすることが習慣化していきました。明らかに英語を話す機会が増え、いつの間にか生きた英語をどんどん身に付けていくことができました。
気分転換をするために
「気分転換」というのはその字のごとく、気分を転換することです。これは同じ環境で同じことを繰り返していてできるものでしょうか?先にも書きましたが、考えが煮詰まった時にいくらその場で考え込んでも新しい発想は浮かんできません。いつもと違うものを見たり体験したりすることで生まれてくるものです。そのためには少しの間でも、いつもの行動パターンや環境を自ら変えてみることです。
もし、自分ではなかなかその切り替えが出来ないという方には「ウォーキングに行きましょう」と誘ってくれるスタッフがアルファにはいます。例えばお仕事で忙しく、「週末は外出をせずに家でゆっくり休む」というのもいいですが、結局のところ「切り替えができずに余計滅入ってしまった」という話をよく聞きます。たった一時間の外出でも環境を変えることこそ大きな気分転換となり、仕事や勉強にも大きな効果を得ることが出来ます。アルファでは、そんな気分転換をスタッフが促してくれますよ!
施設長 花輪