「語先後礼」挨拶の基本を知っていますか??
アルファでは日々、ビジネスマナーの基本を確認することが出来ます。今日はその一例をご紹介します。こんな感じで書いてます。約2分半で読み終わることができます。
「語先後礼」を知りましょう
「語先後礼」という言葉をご存知でしょうか?これは「言葉を先に、礼を後に」という意味で、挨拶をする際に相手に対して向き合って挨拶の言葉を発してからお辞儀をするという動作です。例えば「おはようございます」「よろしくお願いいたします」といった挨拶の際にこの動作を同時に行うと、礼をしながら言葉を発してしまうために相手を見ずに地面を向いた状態で挨拶をしてしまいます。「語先後礼」は「分離礼(言葉と礼を分ける)」とも言われ、接客のお仕事などではこの基本型を徹底している企業もよく見かけます。また、就職活動に於いては必須とも言える挨拶の基本です。
挨拶も適材適所
ただ、「語先後礼」が挨拶の基本型だからといってどのような場面でもこの挨拶をする必要があるかと言うと、必ずしもそういう訳ではありません。テクニックや形に拘りすぎてしまうとかえって場面に相応しくない挨拶となってしまいます。場面によっては会釈程度に済ませた方がいい場合もあります。
丁寧な挨拶とは
日常的に行っている挨拶でも、とっさの場面で「語先後礼」の丁寧な挨拶が常に出来るようになるか?というと、慣れるまでには時間が掛かります。大切なのは不器用でも相手に伝わる誠意があるかどうか?「語先後礼(分離礼)」を反対に言い換えてみると「ながら礼」となってしまいます。「ながら動作」は挨拶に限らず、相手にあまりいい印象を与えません。「丁寧な挨拶」とは相手に対する感謝や尊敬の表れです。
身に付けることで気が付く相手の動作
このことから「語先後礼」を身に付けることで相手からの挨拶にも意識が向くようになります。自分に対して丁寧な挨拶をしてくれていることが分かると、誰でも嬉しい気持ちになるでしょう。「挨拶にまで相手への意識や感謝が込められている」ということに気付くというのは、自分が何だか社会人として大きく成長した気分にもなるのではないでしょうか?
ビジネスマナーを習慣化させましょう
アルファでは毎朝、朝礼の際にこの「語先後礼」の挨拶を励行しています。先にも書きましたが、この動作の意味を理解したからといって直ぐに身に付くものではありません。日常的に行ってこそ自然と身に付くものです。ぜひアルファでビジネスマナーを習慣化させましょう!
施設長 花輪